しょうもない事のようだけどシリーズ1・・・包丁の「鋲」の大事な役割
包丁の「見た目の違い」、気にしたことありますか?
こんにちは、今回はちょっとした「しょうもないけど気になるシリーズ」として、包丁の見た目の違い、特に「刃」と「柄(え)」についてのお話です。
「洋包丁」と「和包丁」の違い、意外と知られていない?
私たちが普段家庭で使っている包丁、それはほとんどが「洋包丁」。
ざっくり言えば、洋包丁は両刃(両側に刃がついている)、和包丁は片刃(片側だけに刃がついている)のが基本です。
この刃の形状の違いによって、切りやすさや断面の美しさ、食材の離れやすさなどが変わるのですが…この話はまた今度にするとして、今日は見た目、それも「刃」と「柄」の構造にフォーカスします!
包丁の柄まわり、よく見るといろいろある
お店で包丁を見ていると、「刃と柄が一体になってるタイプ」と、「刃と柄が別パーツでくっついているタイプ」がありますよね?
あの違い、気になったことありませんか?
▽ 一体型の包丁
全体がステンレスでスッキリしたデザイン。
こういった包丁は、見た目もスタイリッシュで、キッチンの雰囲気を壊さずオシャレにしてくれます。
重さのバランスもよく、刃と柄の間に隙間がないので洗いやすく衛生的。プロの現場や料理系YouTuberの方々にも人気ですね。
▽ 柄が別パーツの包丁
よくある「黒い柄に銀色の刃」のスタイル。柄は木やプラスチック、刃は鋼やステンレス。
これは持ち手に金属を使わないことで、全体の重さを軽くしているんです。
ただし、刃と柄が別々のパーツなので、固定のために“鋲(びょう)”という金具を使っています。この鋲の数にも注目!
「鋲」が意外と大事なパーツだった件
鋲って、ただの飾りじゃないんです。
2つ鋲と3つ鋲、持ってみると感覚がぜんぜん違うんですよ!
- 2つ鋲:刃の近く2か所だけに鋲があるタイプ。持ち手の末端部分には鋲がないので、そこを持つと若干のグラつきを感じることも。
- 3つ鋲:柄の端から刃の根元まで、バランスよく鋲が配置されています。どこを持ってもしっかりとした一体感があって、安心感があります。
つまり、鋲が多い=安定性と耐久性が高い、ということなんですね。
作成日: 2025-05-21 13:56:56
更新日: 2025-05-21 13:56:56