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しょうもない事のようだけどシリーズ1・・・包丁の「鋲」の大事な役割

包丁・まな板
包丁
関孫六(せきまごろく)

包丁の「見た目の違い」、気にしたことありますか?

こんにちは、今回はちょっとした「しょうもないけど気になるシリーズ」として、包丁の見た目の違い、特に「刃」と「柄(え)」についてのお話です。

 

「洋包丁」と「和包丁」の違い、意外と知られていない?

私たちが普段家庭で使っている包丁、それはほとんどが「洋包丁」。

ざっくり言えば、洋包丁は両刃(両側に刃がついている)、和包丁は片刃(片側だけに刃がついている)のが基本です。

この刃の形状の違いによって、切りやすさや断面の美しさ、食材の離れやすさなどが変わるのですがこの話はまた今度にするとして、今日は見た目、それも「刃」と「柄」の構造にフォーカスします!

 

包丁の柄まわり、よく見るといろいろある

お店で包丁を見ていると、「刃と柄が一体になってるタイプ」と、「刃と柄が別パーツでくっついているタイプ」がありますよね?

あの違い、気になったことありませんか?

 

一体型の包丁

全体がステンレスでスッキリしたデザイン。

こういった包丁は、見た目もスタイリッシュで、キッチンの雰囲気を壊さずオシャレにしてくれます。

重さのバランスもよく、刃と柄の間に隙間がないので洗いやすく衛生的。プロの現場や料理系YouTuberの方々にも人気ですね。

 

柄が別パーツの包丁

よくある「黒い柄に銀色の刃」のスタイル。柄は木やプラスチック、刃は鋼やステンレス。

これは持ち手に金属を使わないことで、全体の重さを軽くしているんです。

ただし、刃と柄が別々のパーツなので、固定のために鋲(びょう)という金具を使っています。この鋲の数にも注目!

 

「鋲」が意外と大事なパーツだった件 

鋲って、ただの飾りじゃないんです。

2つ鋲と3つ鋲、持ってみると感覚がぜんぜん違うんですよ!

  • 2つ鋲:刃の近く2か所だけに鋲があるタイプ。持ち手の末端部分には鋲がないので、そこを持つと若干のグラつきを感じることも。
  • 3つ鋲:柄の端から刃の根元まで、バランスよく鋲が配置されています。どこを持ってもしっかりとした一体感があって、安心感があります。

つまり、鋲が多い=安定性と耐久性が高い、ということなんですね。

作成日: 2025-05-21 13:56:56

更新日: 2025-05-21 13:56:56