キッチンの道具選びでいつも大切にしているのは、「使いやすさ」と「長く寄り添えること」。そんな私が10年以上愛用し、これからも心変わりすることはないと確信しているのが、仔犬印のステンレスティーポットです。

このポットに出会ったのは、ちょうど子育てが始まったころ。
慌ただしい日々の中で、座る時間すらとれないこともしばしば。外食先でも子どもが気になって、落ち着いて食べられない。

「せめて温かいお茶を飲みながら、ひと息つく時間がほしい」と思い、購入したのがこの製品でした。

 

新潟・燕三条の職人が生んだ、シンプルで美しい製品のすごさ

仔犬印は、新潟県の燕三条で長年ステンレス製品を手掛けてきたブランド。
職人さんの手で丁寧に磨き上げられた、無駄のないシンプルな佇まいが何よりも魅力です。

オープン収納がメインのキッチンにもしっくりと馴染み、出しっぱなしでも絵になるビジュアルの良さ。
それを実際に使ってみると、このシンプルなデザインの中に、使う人への心配りと技術が詰め込まれていると気づかされたのです。

 

業務用として使われてきた、確かな歴史と安心感

このティーポットは、業務用としても長く使われてきた実績のある製品。だからこそ、丈夫さは折り紙付きです。
蓋は本体一体型で、置き場所に困ることもありません。オールステンレス製は保温性が高く、淹れたお茶がすぐに冷めてしまう心配もなし。

家事や育児に追われる中で、うっかり淹れたてのお茶を放置しても温かさが残るのは、想像以上のメリットでした。

 

ストレスフリーな注ぎ心地と、抜群の湯切れの良さ

注ぎ口の精度も非常に優秀。湯切れがとてもよく、液だれの不安ゼロです。
子どもでもキリッと狙った場所に注げるので、熱いお茶でも安心して任せられます。

「頻繁に使うものこそストレスフリーであること」
その大切さを改めて実感させてくれる道具です。

 

丈夫でお手入れ簡単、暮らしになじむ道具

さらに、お手入れも楽。茶渋もサッと落ちやすく、見た目にも清潔感が続きます。
ガラス製のように割れる心配もないので、気負わずガシガシ使える。その安心感も、忙しい毎日の味方です。

潔いほどシンプルなデザインにより、白いティーカップと並べれば上品に、マグカップと合わせればカジュアルに。どんなスタイルにもなじむ、懐の深さを持ち合わせています。

 

お茶時間が「習慣」になった、日々の相棒

このポットを使い始めてから、お茶を嗜む習慣がすっかり日常になりました。

お湯を沸かして茶葉をいれ、少し深呼吸。そんな小さなリセット時間を、毎日気持ちよく支えてくれる相棒です。

見た目、使い心地、耐久性。

すべてにおいてバランスの取れた仔犬印のティーポット。丁寧なものづくりに裏打ちされた確かな品質は、これからもずっと、私の暮らしに寄り添ってくれると確信しています。