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義母の前で失敗した!正しいお米の研ぎ方を知り、専用ボールを買ってもらいました。

二児の母で現役保育士をしています。子育てをきっかけに食育に興味を持ち、食育インストラクターの資格を取得しました。

調理小物
米とぎ

25歳で夫と結婚してもうすぐ10年。

今は料理が大好きで、物価高と戦いながら日々ギャル曽根を目指している子どもたちのために節約レシピを作っている主婦ですが、10年前は味噌汁も作れない小娘でした。

最近子どもたちの食欲が増してきて、お米を炊く量が増えた時に、ふと思い出したエピソードがあります。

結婚当初、義母の前でお米を研ぐ機会がありました。

いつものように炊飯器のお釜を出し、お米を3合ざっと入れて、ガシガシお湯で洗っていました。毎日そんな洗い方をしていたので、炊飯器のお釜の底は剝げてボロボロ。

優しい義母はその時、暖かく見守ってくれていましたが、後日、お米を研ぐための専用ボールを買ってきてくれました。

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「私も昔はお釜で洗ってたんだけど、これ便利だから使って!お米が100倍おいしくなるから!」と言いながら、お米の研ぎ方を教えてくれました。

①専用ボールにお米を入れて、最初のお米は水分を良く吸うので水でさっと洗い流して、すぐに捨てる。

②お米が割れないように優しくかき混ぜるように水で洗い、捨てる。これを3~5回ほど繰り返す。お湯を使うのはダメ。米ぬかが酸化して風味が落ちたり、お米に含まれるデンプンが流れ出てしまい、ごはんの食感がべちゃべちゃになってしまう。

③最後は水をしっかり切り、この段階で初めてお釜に入れる。炊飯の時の水は、ちょっといいお水を使う。

この洗い方で炊いたお米は確かに100倍おいしかったです。

お米は夫の祖父の農家で収穫した自慢のおいしいお米だったので、お米のポテンシャルを最大限に活かした美味しい食べ方をして欲しかったようです。

後日、義理の実家に遊びに行った時、同じお米研ぎ専用ボールがありました。

私が不思議そうに見ているのに義母が気づき、「セールで安くなってたから、うちも買ったの。」

ふっと笑って言っていました。

自分の実家に帰省した時にこの話をしたら母には呆れられました。

もちろん母はちゃんとボールを使って冷たい水でお米を研いでいました。

自分の娘には、お米の研ぎ方ぐらいは教えて嫁がせようと決めた瞬間です。

レタスやサラダ菜を洗うのにもちょうどいいです。

優しい義母に感謝して、買ってもらったお米研ぎ専用ボールは私の大切な愛用品です。

お釜はボロボロですが、まだ元気に動くので炊飯器も当時のまま大切に使っています。

 

お米を研がない日はないので、今では空気を吸うように当たり前に教えてもらった研ぎ方ができますが、ふとした時にこのエピソードを思い出して、自分の若さと無知さにふっと笑みがこぼれます。

二児の母で現役保育士をしています。子育てをきっかけに食育に興味を持ち、食育インストラクターの資格を取得しました。

作成日: 2025-11-30 06:30:52

更新日: 2025-11-30 06:30:52