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江藤玖磨
包丁は家庭では「便利な道具」ですが、居酒屋などの現場では作業効率と耐久性を左右する仕事道具です。 今回レビューする和NAGOMI包丁は、私が1年半、居酒屋で毎日のように使い続けてきた包丁です。野菜の大量の仕込みから、大きな肉のカットまでこなしてきました。 家庭用の包丁との違いが、実際の使用でどう表れたかを中心に、正直に書いていきます。 和NAGOMIとは?|プロ用途でも視野に入る日本製包丁 和NAGOMI包丁は、日本の文化をベースにしつつ、現代の調理現場でも使いやすい設計が特徴の包丁です。 見た目は派手さこそありませんが、「長く使う道具」としての完成度を重視した作りだと感じます。 使用環境 私の使用環境は以下の通りです。 ・使用期間:約1年半 ・使用場所:居酒屋の調理現場 ・使用頻度:ほぼ毎日 ・主な用途: ・野菜の大量の仕込み(玉ねぎ、キャベツ、根菜など) ・ブロック肉、大きめの肉のカット 家庭用包丁と違い、「短時間で大量に切る」「毎日使う」という前提で評価しています。 切れ味の違い|家庭用は”最初だけ”、和NAGOMIは”続く” 家庭用包丁は購入後はよく切れても、数週間~数か月で切れ味が落ちやすいのも多いです。 和NAGOMIは切れ味よりも「持続力」に差を感じました。 野菜は繊維を潰さずスッと入り、1日の仕込みが終わっても切れ味に大きな変化が出ません。 定期的に研げば、1年半経っても現場で使える切れ味を維持できます。 肉のカットでわかる差|刃の剛性と安定感 家庭用包丁で肉を切ると、刃が負けたり、ブレたりすることがあります。 和NAGOMIは、刃に適度な厚みとしなやかさがあり、力を入れなくても刃が安定して肉に入る感覚があります。 脂の多い肉も刃離れがよく、スピードを落とさず作業できるのは、家庭用との大きな違いです。 ハンドルの違い|長時間作業を前提にしているか 家庭用包丁のは、短時間の調理を前提にしているものがほとんどです。 和NAGOMI包丁のハンドルは、長時間握り続けても疲れにくい形状で濡れた手でも滑りにくく、仕込みが続く現場ではかなり助けられました。 1年半使っても、ガタつきや違和感が出ていない点も評価できます。 刻印と刃の仕上げ|道具としての信頼感 家庭用包丁は、見た目重視で刻印が派手なのもありますが、和NAGOMI包丁は控えめで落ち着いた印象です。 刃の仕上げも丁寧で、現場で使っていても恥ずかしくない道具だと思います。 メンテナンス性 家庭用包丁は錆や欠けを気にする必要性があるのもあります。 和NAGOMI包丁は通常の研ぎと洗浄で問題なく使え、現場でも扱いやすい耐久性があります。 「神経質にならずに使える」のは、プロ用途では大きなメリットです。 総評|家庭用包丁からステップアップしたい人におすすめ 和NAGOMIは、家庭用包丁とプロ用包丁の中間くらいに位置する一本だと感じました。 ・切れ味が長く続く ・大量調理、肉のカットでも安定する ・長時間使っていても疲れにくい 家庭で料理を本気でやりたい人、または現場で使える包丁を探している人にとって、安心して選べる包丁です。