料理の効率が上がる「金属製調理バット」の魅力
金属製調理バットは、長方形で底が浅く平らな容器です。100円ショップなどで売られており、サイズも数種類あります。
この記事では、経験18年の料理人が金属製調理バットの魅力をお伝えします。20年近く愛用してきた、実体験にもとづいた内容です。
便利な料理道具をお探しの方は、最後まで読んでみてください。
金属製調理バットの魅力
金属製調理バットの魅力は「さまざまな用途に使える」ことです。
- カットした食材を並べる
- 揚げ物の受け皿にする
- 食材に粉やパン粉を付ける
- 調味液やタレに漬け込む
- 保存時に食材を乗せる
- 冷凍品を流水解凍する
- 汁気のある容器の下に敷く など
食材を乗せるのはもちろん、形状を活かして揚げ物の受け皿として使うことも可能です。食材に粉をまぶしたり漬け込んだりするのにも便利で、保存や解凍時にも重宝します。
また、手作りの漬け物やジャムなどを保管する際も、金属製調理バットが活躍します。下に敷いておけば、汁が垂れて床が汚れることもありません。
金属製調理バットには、ステンレス製とアルミ製があります。ステンレス製は保温性が高く、アルミ製は熱伝導率に優れています。どちらも100円ショップで手に入り、値段も手頃です。
金属製調理バットを約20年愛用してきた感想
20年近く金属製調理バットを愛用してきた私が、とくに便利に感じている点を挙げていきます。
- 軽くて扱いやすい
- 収納場所を取らない
- さまざまなものを乗せられる
- 保温性や熱伝導率が高い
- 「バラ凍結」にも使える
軽いので、食材を入れた状態でも簡単に持ち運べます。コンパクトに収納できる点も、お気に入りポイント。長方形で使いやすく、細長い野菜・大きい魚や肉・天ぷらの具材や炒め玉ねぎなど、さまざまな食材を乗せておけます。
保温性の高いステンレス製は、余熱で火を入れたいときや食材を冷ましたくないときに有効です。たとえば、麺を茹でている鍋の上に具材を乗せたバットを置いておけば、鍋の熱を利用してネギやチャーシューなどを同時進行で温められます。熱伝導率が高いアルミ製は、刺身や肉など生鮮食品の保存に欠かせません。冷凍保存時の急速冷凍にもピッタリです。
手作り餃子やフライなど、そのまま冷凍するとくっつく食材にも、金属製調理バットが役立ちます。ラップを敷いたバットに食材を離して並べ、完全に凍った後にラップを剥がせばバラ凍結できます。
デメリットは、人によっては金属臭が気になること。また、濡れたまま重ねると、錆びる可能性があります。
金属製調理バットは頻繁に料理をする方に推奨
金属製の調理用バットは「頻繁に料理する方」に推奨できる商品です。汎用性が高く、調理を効率化できます。
飲食店などでは当たり前に使われており、ないと仕事になりません。プロも愛用する商品なので、料理好きなら持っていて損はないでしょう。
作成日: 2025-05-23 09:55:25
更新日: 2025-05-23 09:55:25